ノルウェイの森。
2001年6月14日今更ですが・・
「ノルウェイの森」読んでみました。
たまたま空き時間がヒマで図書館をブラついてると
目に止まったのがこれだっただけで
村上春樹は初挑戦だったんですがかなりおもろいです。
最初の1ページ目からぐいぐい話の中に
ひきこまれる、という表現がピッタリきますね。
ワタナベという(なぜか名字しか出てこない)
18歳の大学生、ワタナベの親友で自殺したキズキ、
キズキの恋人だった直子の3人を中心とした
話なんですけど・・
細かいエピソードがすごくリアルでそれでいて
おもしろかったり、哀しかったり。
設定は1960年代後半ということになってますが
そんな古さを微塵も感じさせないあたり、スゴイです。
個人的には「レイコさん」という人の話にかなり惹きつけられました。
『私の言いたいのは不自然なかたちで自分を
すり減らしちゃいけないっていうことよ。わかる?
そういうのってすごくもったいないのよ。
十九と二十歳というのは人格成熟にとってとても
大事な時期だし、そういう時期につまらない歪みかたすると、
年をとってから辛いのよ。本当よ、これ。
だからよく考えてね。
直子を大事にしたいと思うなら自分も大事にしなさいね』
前後を読まないとなんのことかわかりにくいかも
しれませんが・・・
なんかこのセリフ、
自分に向かって言われてるような気がしました。
今までの恋愛であまりにも自分を大事にしなさすぎた
気がしたので。
「どんな話じゃ?」と思った方、図書館とかなら
絶対一冊は置いてあると思うのでどうぞ。
「ノルウェイの森」読んでみました。
たまたま空き時間がヒマで図書館をブラついてると
目に止まったのがこれだっただけで
村上春樹は初挑戦だったんですがかなりおもろいです。
最初の1ページ目からぐいぐい話の中に
ひきこまれる、という表現がピッタリきますね。
ワタナベという(なぜか名字しか出てこない)
18歳の大学生、ワタナベの親友で自殺したキズキ、
キズキの恋人だった直子の3人を中心とした
話なんですけど・・
細かいエピソードがすごくリアルでそれでいて
おもしろかったり、哀しかったり。
設定は1960年代後半ということになってますが
そんな古さを微塵も感じさせないあたり、スゴイです。
個人的には「レイコさん」という人の話にかなり惹きつけられました。
『私の言いたいのは不自然なかたちで自分を
すり減らしちゃいけないっていうことよ。わかる?
そういうのってすごくもったいないのよ。
十九と二十歳というのは人格成熟にとってとても
大事な時期だし、そういう時期につまらない歪みかたすると、
年をとってから辛いのよ。本当よ、これ。
だからよく考えてね。
直子を大事にしたいと思うなら自分も大事にしなさいね』
前後を読まないとなんのことかわかりにくいかも
しれませんが・・・
なんかこのセリフ、
自分に向かって言われてるような気がしました。
今までの恋愛であまりにも自分を大事にしなさすぎた
気がしたので。
「どんな話じゃ?」と思った方、図書館とかなら
絶対一冊は置いてあると思うのでどうぞ。
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