UNIFY。
2001年3月7日タイトルを見て「なんじゃ?」と思った方、
これは英語で「統一する、統合する」という意味だそうです。
今日、「大地の子」の2、3、4巻
本屋に買いにいったんですけどマンガコーナーをうろついてたら
私の好きな「かずはじめ」っていうマンガ家さんの
「UNIFY」という短編集があったので
衝動買いしてしまいましてねぇ・・
全部で4つのショートストーリーが
のってたんですけどどれもけっこうよかったです。
その中で「0−Game(ラブ・ゲーム)」という
話が一番私としては好きです。
主人公は(たぶん高校生くらい?)カヤという女の子とホストのトーマ。
カヤは日常的に援助交際をしていて
(援交ネタはちと古いような気がしますが
なんせ2年前の作品なんで^_^;)
世間体を気にして自分に厳しい親を嫌っています。
で、トーマの方はホストをやりながら
毎日適当気ままに生きているわけです。
設定だけ見るとありがちですが
私が共感したというかすごく惹かれたセリフがあって
どうして「売り」なんかやっているのか?という
理由をお互いが話すシーンで
カヤは「私は別に援交がやりたいわけじゃない。
ただなんとなく悪いことしたいときってあるでしょ?そんな感じ」と
さらりと言ってのけるのですが
一方トーマは「オレは死ぬほど自分がきらいなんだ。
それなのに誰かに『好き』って言ってもらえないと不安で仕方がない。
肌を合わせてる時はみんなオレに優しいからSEXは好き」と
言うんですね。
私このトーマのセリフにかなりツボを
やられましたですよ(笑)
なんか自分の核心を突かれたかんじ。
めちゃめちゃ病的なセリフだとは思うんですけど
自分を否定する一方で誰かに愛されたいっていう
矛盾した願望にズゴーンと脳天割りをくらいましたね。
で、カヤとトーマは自分たちを同類だと感じるんですけど
所詮は傷の舐め合いでしかなく、最後は
「カヤには帰る場所があるから自分たちは
同類じゃない」とトーマは言うんですね。
結局は違う世界の人間であることにトーマが
気づくのがせつないです。
かずはじめさんのマンガって絵が
私は好きなんですけど内容もすごくすごく好きで
少年マンガなのに深みのある事をマンガに込めて
描く人なんですよ。
「MIND ASSASSIN」とか最近まで連載してた
「明稜帝梧桐勢十郎」っていうマンガは
ご存知の方も多いかも。
知らない方はどーぞ、一度読んでみてくださいな。
これは英語で「統一する、統合する」という意味だそうです。
今日、「大地の子」の2、3、4巻
本屋に買いにいったんですけどマンガコーナーをうろついてたら
私の好きな「かずはじめ」っていうマンガ家さんの
「UNIFY」という短編集があったので
衝動買いしてしまいましてねぇ・・
全部で4つのショートストーリーが
のってたんですけどどれもけっこうよかったです。
その中で「0−Game(ラブ・ゲーム)」という
話が一番私としては好きです。
主人公は(たぶん高校生くらい?)カヤという女の子とホストのトーマ。
カヤは日常的に援助交際をしていて
(援交ネタはちと古いような気がしますが
なんせ2年前の作品なんで^_^;)
世間体を気にして自分に厳しい親を嫌っています。
で、トーマの方はホストをやりながら
毎日適当気ままに生きているわけです。
設定だけ見るとありがちですが
私が共感したというかすごく惹かれたセリフがあって
どうして「売り」なんかやっているのか?という
理由をお互いが話すシーンで
カヤは「私は別に援交がやりたいわけじゃない。
ただなんとなく悪いことしたいときってあるでしょ?そんな感じ」と
さらりと言ってのけるのですが
一方トーマは「オレは死ぬほど自分がきらいなんだ。
それなのに誰かに『好き』って言ってもらえないと不安で仕方がない。
肌を合わせてる時はみんなオレに優しいからSEXは好き」と
言うんですね。
私このトーマのセリフにかなりツボを
やられましたですよ(笑)
なんか自分の核心を突かれたかんじ。
めちゃめちゃ病的なセリフだとは思うんですけど
自分を否定する一方で誰かに愛されたいっていう
矛盾した願望にズゴーンと脳天割りをくらいましたね。
で、カヤとトーマは自分たちを同類だと感じるんですけど
所詮は傷の舐め合いでしかなく、最後は
「カヤには帰る場所があるから自分たちは
同類じゃない」とトーマは言うんですね。
結局は違う世界の人間であることにトーマが
気づくのがせつないです。
かずはじめさんのマンガって絵が
私は好きなんですけど内容もすごくすごく好きで
少年マンガなのに深みのある事をマンガに込めて
描く人なんですよ。
「MIND ASSASSIN」とか最近まで連載してた
「明稜帝梧桐勢十郎」っていうマンガは
ご存知の方も多いかも。
知らない方はどーぞ、一度読んでみてくださいな。
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